Unityでお手軽プロトタイピング - uProcessingをVersionUp -
Unityで簡単なプログラムを書いて遊ぶのに便利なアセット、uProcessingをバージョンアップしました。 といってもAssetStoreの方はまだ更新してなくて、GitHubの方だけです。
Processing的に書けるのが特徴
名前の通り、Processing的に書けるのが特徴のアセットです。
今回はテキストの読み込み、保存、jsonにも対応したり、PShapeで星型のプリミティブを作ったりなどもできるようになりました。
まぁ、Processingでできることの全部ができるわけじゃないですが。
using UnityEngine; using System.Collections; public class Primitives : PGraphics { protected override void setup() { size(512, 512, P3D); stroke(0, 128, 64); strokeWeight(20); fill(0, 255, 128); rect(20, 20, 300, 400); noStroke(); fill(255); ellipse(350, 350, 300, 300); noLoop(); } }
PShapeで任意の図形を描画
PShapeの方はこんな感じで任意の図形を作れますが、完全互換ではないです。
ボタン表示やサウンド再生
さらにProcessing標準機能ではないですが、uProcessingの方は独自拡張で簡易的なボタン表示やサウンド再生とか、
if(button("playBGM", x, y, w, h)) { playBGM("bgm"); } y += step; if(button("playSE A", x, y, w, h)) { playSE("se A"); }
PTweenerによる補間機能(イージング)
Tweenerによる補間機能なんかも入ってます。
// int型の数値で255から0の値に1秒かけて補間する PTween t = tween(255, 0, 1.0f, PEase.InCubic); //int value = (int)t.Value; // メンバ変数のColor colを灰色から緑に0.5秒かけて補間して tween(this, "col", Color.gray, Color.green, 0.5f, PEase.OutQuad) .wait(1.0f) // 1秒待って .to(Color.red, 1.0f, PEase.Linear) // さらに赤に1秒で補間し .reverse() // これまでの補間の流れを逆にして最初に戻る .loop(); // それを繰り返す
普通にプレハブの配置も可能
いろいろ再設計したいところが多いけど、ひとまずGitHubにあげておきました。Unity4.6でしか確認してません。
普通にprefab()と書けば好きなプレハブをヒエラルキーに配置したりもできます。この辺りはUnityChanを使ったサンプルで以前やっていた通りですね。
prefab("unitychanP5");
サンプルをブラウザで実行してみよう
各種サンプルはこちら。
Unity Web Player | uProcessing
エスケープキーでメニュー画面に戻れます。 コードはGitHubからどうぞ。
ship of EYLNの方での紹介記事はこちら。