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遊んで航海記

思いつきで遊んだり、ゲームを作ったり、寝たり

Japan VR Festで登壇&刺激的な話を聞いたり、DCExpoで未来技術を体験した話

10/29 日本科学未来館にVR開発者が集ってしゃべる Japan VR Fest(旧オキュフェス)にお邪魔し、登壇してきました。

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この記事では、登壇準備の裏話や、まとめリンク、デジタルコンテンツエキスポの感想などもあわせてメモしておきます。

準備:実験したり、スライドを用意したり

VR Walk & Runはユニティちゃんになって(憑依して)、その場の足ぶみで歩いたり走ったり魔法を使ったりできるゲームです。

憑依する体験について

憑依する体験って 、いろんな可能性があると思うんですよね。

VR空間で自分の身体として動くボディを見たいという気持ちは、20年前の体験に遡ります。

NPCのいのち

しかし、それとは別に、NPC(囚われているもうひとりのユニティちゃん)の動きにも生き生きとしたものがだせればな、と思って少し前から実験をしていました。

また、VRのキャラクターでモーション再生っぽさを減らすにはどうしたらいいかなと思い、実際に人を観察して、プログラム生成でゆらぎをいれたらどうかなと実験したのが下記のもの。

あまり動きのない立ちポーズのモーションとゆらぎをブレンドしています。感想としては、単純なものだとプログラム生成にパターンがあるので、モーション再生と大きな差はないかなという印象です。ただ上半身しかやってないので、下半身の体重移動をやるともっと自然になるかなという気はします。

あと、プレイヤーが見てるものを見たり、音がする方を向くなど、リアクション駆動のものは変化や意思を感じるのでお手軽なわりにパターン豊富になって便利です。

※ちなみに、現実の人でもモーション再生っぽい動きをしてる人もいたりします!

上記のようなことやる前の段階で、ファジーとか1/fゆらぎを調べてたので、オートファジー(ぜんぜん関係はない)でノーベル賞受賞ニュースを聞いてタイムリーだなと思ったり。

人間らしい動きは人間がやるのが一番手軽なので、そういう意味ではネットワーク越しにソーシャルVRでロールプレイしてもらうのが一番楽なんですよね。

でもたくさんデータがあって切り替えたりブレンドしたり、物理考慮したりすればプロシージャルな動きのようにもなると思うので、将来的に動きだけでNPCと人間の区別をつけるのは難しくなると思います。

Mikulusのように状況を限定して大きな動きをさせないキャラクターとして細部(あるいは周辺)を想像させるように作り込んだり、各種ゲームで豊富な動きをアレンジしてプレイヤーを楽しませるよう頑張ったり、体験させたい内容によってNPCの作り方はいろいろありそうです。

なんにしても、NPCに命を吹き込むのは面白いです。 

そんな実験をふまえてスライドを作成(でも実は後述するオマケの方が時間がかかってたりします)。

CEDECでショートセッションをやったりしたことはあるんですが、10分のLTは初めてなので、下記のような記事をみたりもして。

blog.kushii.net

あーこういう感じなのか、と参考にしつつも、伝えたいことをかなり端折ってまとめました。10分に収めるのは長い時間で考えつつしゃべるより難しい!

でも、いつも公の場で講義(?)する前は3〜5回くらいは実際に口にだしてスライドや言う内容を修正していくのですが、10分なら繰り返しても時間かからないので、その点は楽ですね。

関連した話題:Mikulus

キャラクターの動きというか、キャラクターと一緒にいる体験として、GOROmanさんがリアルタイムにアップデートしていくMikulusが(再び)熱いです。

@GOROmanさんの取捨選択のセンスと実行力はもとより、@Stereoarts (Nora)さんのMMD4Mecanim 、 @hecomiさんのuDesktopDuplicationTwitter#Mikulusタグで流れる感想やアイデアとの相乗効果も感じます。(そこにあるのは愛なのか!!)

小ネタ:メガネVRがつらいとき

ちなみにフレームとレンズが別売りなので、もし買うときにはご注意を。レンズは2枚必要です。 

リーフツアラー 度付き レンズ 水中マスク用 レンズ フレーム RA0508

リーフツアラー 度付き レンズ 水中マスク用 レンズ フレーム RA0508

 
リーフツアラー 度付き レンズ 水中マスク用 レンズ RA0507 -5.0(1枚)

リーフツアラー 度付き レンズ 水中マスク用 レンズ RA0507 -5.0(1枚)

 

もちろん、裸眼やコンタクトに比べると劣りますが、開発は楽になりました。

当日使ったスライド

 

www.slideshare.net

ちなみに上記スライドのVR Walk & Run紹介動画はYouTubeですが、当日使ったのはニコニコ動画の方です。

 

会場の7F未来館ホールは立派な場所で、席に段差がしっかりあって、スライドもはっきり見えるし、よかったです。

みなさんの優しいリアクションのおかげで、喋り自体はそんな緊張はしなかったと思うんですが、最初ライトがまぶしくて壇上から客席の顔が見えにくく、空中に向かってしゃべるような難しさが若干ありました。

あと、PCの設定のせいか、音声の出力はうまくいかなかったんですが、音が大事なデモでもないのでよいかなと。他の登壇者の方でマイクをノートPCに近づけてたやり方、あ、そんな方法もありなのかと目からうろこでした。

音といえば、VR Walk & Runでは室内と屋外など場所によって環境音の大きさなどを地味に変えたりもしてました。いつか足音やぶつかり音なども入れたいところです。

one more asset:Unicessing発表

はい、スライドの終盤で発表したオマケのアセットです。

帰宅後にサクッとこんなプログラムも書きました。

まぁ、さっそくloadImage(URL)でのバグを見つけて修正したりなのですけど。

とてもありがたい反響

みなさんありがとうございます!

もう少し調節して余裕ができたらAssetStoreに出したいなとか思ってるのですが、11/5当日中までは無料でダウンロードできますので、興味がある方はぜひ。

特別高速とかではないですが、手軽にプログラムで図形を描いてアイデアのプロトタイピングをしたり、簡単なジェネラティブアートをやって遊んだり、エフェクト的に部分的に使ったりするのに楽ができるのではないかと思います。

Japan VR Fest.全般のつぶやきやスライド

Japan VR Festに関するいろんな方のTwitterでのつぶやきはこちら。

togetter.com

登壇者のスライドのまとめはこちら。

ikkou.hatenablog.com

10分の中にすごく充実した内容が連続して、素晴らしい。濃密な会でした。多すぎてあまり個別に感想を書いたりはしてないのですが、新参者の私にとっては全部がよかったです。

ありがとうございます & おつかれさまでした!

当日、その後の打ち上げにも参加できたら、おいしそうなからあげを食べれたすごく勉強になりつつ楽しそうだったのですが、用事もあり急いで帰宅。

デジタルコンテンツエキスポ

Japan VR Fest.はデジタルコンテンツエキスポシンポジウム・ステージの一環として行われていたのですが、前日このDCExpoの各種展示を体験してとてもおもしろかったのでツイートを載せておきます。

オムニジャンプは、ハシラスさんのショールームでプロトタイプを遊ばせてもらったりもしました。

このときは、開発中の挑戦的なコンテンツや過去の爽快感あるVRコンテンツを体験させていただいたり、お話を聞けて最高でした!

さてDCExpoの話に戻ると…

もうひとつオマケ:IdeaManVR (VRのアイデア生成器)

昔Processing.jsで書いたWebアプリをVR向けに改造したのでお知らせ。

といってもHMDで見るわけではないです。これは、VRに関連しそうなアイデアを自動生成するものなのです。

※Japan VR Fest.でも時間があったら少しネタ的にデモしようかな、とも思ったのですが、熱いLTが続いて時間がおしがちだったのでカット。

その後、キーワード足したりもしました。

Japan VR Fest. で刺激を受けて何か作ろうと思ったけど、疲れて考えるのが面倒なときにはこれで新たなVR体験が…!? 

そういえばハロウィンです(でした)