Tokyo Sandbox (PUSH) とVRCアワードに見る開発者魂!
今回はTokyo Sandboxの開発者向けイベントPUSHと、まったく別のVRクリエイティブアワードの二本立てでお送りいたします。
世界を記録できるプレゼント
朝なにか郵便物が届いた、と思ってあけてみると…
こ、これはRICHO THETA SC。Audi VR体験テクノロジーキャンペーンに当選したらしく…ありがとうございます! pic.twitter.com/PQFf2OZINc
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
これをもってPUSHの会場に向かいます。
Tokyo Sandbox / PUSHで要人の方々の話を聞く
PUSH? はい、Tokyo Sandboxという大きなイベントの中に、Tokyo Indie Festというインディゲームの展示イベントがあるのですが、その展示の前に数日間にわたってゲーム開発者サミットPUSHというものも開催されました。
この登壇者がなかなか凄くて、レアな方々に話を直接聞けてとても刺激になりました。
Job Simulator のアレックスさんを囲んで日本の酒でお祝いする図 #TokyoSandbox / PUSH #theta360 https://t.co/4uXZlIHd5B
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
今やってるゲームを全部捨てて、Viveのゲームを作れ。1月にハードをもらって2月にGDCで発表しろという話。最初は、テーブルの箱を拾う事から始めた。子どものように、箱を持ったり積んだり投げるだけで楽しいことがわかった。#TokyoSandbox
— やのせん (@yanosen_jp) 2017年5月11日
VRはリスクが大き過ぎるからクレイジーだと言われた。選択肢は大失敗か、VRゲームで有名になった最初の会社になるかの二つ。#tokyosandbox pic.twitter.com/zor4kMmlso
— Somelu (@Somelu01) 2017年5月11日
初めてパソコン買った時に、超儲かりそう〜って思った人はいなくて、みんなゲームできる!作れる!って思った。今では大きなゲーム会社はゲームの卸やアダルトゲーム作ったりしてた。後のドラクエになるものは当時の学生が作ってた。 #tokyosandbox
— Somelu (@Somelu01) 2017年5月11日
SUIのコンセプトデモ。スライドから手が出て来た。実は今までのパワポは全部VR内で動いてました。 #tokyosandbox pic.twitter.com/GClaj1cmvW
— Somelu (@Somelu01) 2017年5月11日
この演出、しびれました。カッコイイ!
PUSHレアな人がすぐそこにいて、あまり聞けない話や面白い話聞けるのにリアルの参加者少なめなのもったいない。ネット中継は見られてるのかな?
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
パルマー「アナリストの盛った予想よりも、開発者の予想の方が現実的。なぜならアナリストは外れてもよいけど、開発会社は潰れてしまうから」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
パルマー「いつかは分からないが、いずれ僕たちはAR/VR/MRでほとんどの時間を過ごすようになる。そうしたらゲーム以外のコンテンツが多くなるのは必然。教育についても大半がVRになる」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
GOROman「日本でOculus がXboxみたいにならないようにするにはどうしたら?(パルマーがUniteでOculus Japanにした質問)」パルマー「ひどーい。けど自分にならできるよ。でももうOculusにいないからね」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
桜花さん「二カ月ごとに計画を考えなおしている。一年前なら日本だけでPSVRが100万台行くかもと思ってたけど、そうではない。今は家庭用出したあとゲームセンター向けにも出しては、とか」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
野生さん「2、3年後、VRで100万本セールが出てきた頃には、インディVRゲームでも生活できるのではないか」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
ジェームス・ラグ「珍しく英語で話します。(英語でしばらく話す。中略)英語で、なんていうか…(突然日本語で話し出す)えー、黒子として関わったタイトルもあります」 pic.twitter.com/YGqHLZLFVZ
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
「カナダ人の方が相手の会社を機械的に考えてるから、逆に人間的な生活を送れる(のかもしれない)というのは面白い」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
「日本、最近は会社に寝袋とかも減った」「カナダ、バンクーバーでは17時に仕事終えてビーチに行ったりしてた」ワークライフバランス…
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
ひでっくすさん「24時間、SEIYAのことを考えている」
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
だいぶ聞き逃してるのある前提で物凄い雑にまとめると、欧米に売り込むには、自分の趣向を出して個性的に作り、アートもしっかりして、PR活動は現地の流儀にあわせよう、あとプレイヤーが普段実況含めてどういうのを見てるか意識しようみたいな
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
マット・ホール(クロッシーロード開発者)「Disco Zooで楽しく広告を出せると知った。また、Flappy Birdの成功について、同じようなゲームを作ることではなく、その気持ちをマネ。誰でも遊べるシンプルなメカニクス。ポラロイド風スクショ、シェアする価値のあるゲーム」 pic.twitter.com/JATAPJMDLD
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
ジェームス・バナード「(勤めた会社の3/4が潰れた)なぜインディゲーム会社をやってるか? 自由が欲しかったからだ! 僕の人生は僕のもの。(いまでは)僕たちのゲームを多くの人が遊んでる 」 pic.twitter.com/Bz3rcidBb7
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
もっとたくさんツイートあるんだけど、長くなるので割愛。
Twitchで当時の中継を視聴できるので、そちらもどうぞ!
日本の小規模インディ系VRコンテンツを広めるには…
講義を聞きながら、なんとなく考えていた「日本の小規模インディ系VRコンテンツを広める」方法。
いろんな方法があると思うのですが、個人的に思った案の一つはこちら
で、受けがよいデモがあったら、スピンオフしてボリューム増やしたタイトルとして一本立ちするとか
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
実はその計画も考えていて、どこかにGitHubでUNITYプロジェクトをアップすると、どかどかと一本のゲームにビルドし、それをまとめてアップするという護送船団方式
— 桜花一門@VR名人 (@oukaichimon) 2017年5月12日
日本のインディ系VRコンテンツへのツッコミ「もっとストアに置けるのないの?」で、これをそれなりの価格でやろうとすると本気で作らないといけなくて(そのわりに市場は小さくて)、なので「うまくやる」工夫があると幸せかもという:D
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
でも市場小さくて儲かりにくいのはメリットもあるんですよね。だって市場大きくて儲かりやすかったら普通に大手も個人もライバルだらけになるから
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
※最近OculusがTouchもセットで5万円というサマーセールをやってるので、市場が段々大きくなったり、また面白いコンテンツが増えたりするといいなぁと思います。
VRクリエイティブアワードにVRWalkが!?
Tokyo Sandboxをやっていた頃、VRCアワードの方も一部進行してたりしました。
なのでこの記事にまとめてしまいました。
VRクリエイティブアワード、VRWalkも応募したけど、個人応募者のみなさんのレベル高すぎてヤバイ。でももうV.R.0002年ですからね
— n_ryota (@n_ryota) 2017年4月25日
VRクリエイティブアワード個人部門、不可視立体や未来のデスクトップ、金魚に日本列島に、映画作ったり、なりきりプレイしたり、デートしたり、失禁したり、扇風機になったりetc.でカオス。VRWalkも一次審査は通過とのことで…光栄です! https://t.co/67fK6VP717 pic.twitter.com/2mbvvu4uZO
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月12日
↑立体じゃなくて彫像です。すみません!
で、最終的にVRWalkはファイナリストには漏れたのですが、それでも時間をとって審査してもらえたこと、数多くの応募の中から最初の残してもらえたこと、あとなぜかリストの頭の方に出してくれたことなど、とても光栄でした!
VRクリエイティブアワード発表会
しばらくあとですが、発表会があり、そこにお邪魔したときの様子も少し。実際にいろいろ体験したり、開発者や審査する方のお話を聞けてそれもよかったです。
不可視彫像、懐中電灯的なもので見えない彫像の影が見えて面白い。しかも押して落としたり、HMDで実際に見たりもできる #vrcjp pic.twitter.com/wv5kuanfXc
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
#vrcjp 商業部門いろいろ。触覚かなり強めのフィードバックあったり、サイバーな車椅子レースできたり、リアルデータでキャッチャーバッターできたり、24時間考えられた大阪のおばちゃんも簡単に楽しめるスーパー音ゲーができたりする pic.twitter.com/rSRKxQj114
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
Mikulus 新バージョン体験したら、Webで見て想像していた以上によかった。操作も分かりやすいし、ビルボードキャラ配置して囲まれて幸せだし、極端に指向性がある音の動画もよくて、総合的完成度がすごい。ミキさんモデルと内部解像度の高さも同じデバイスと思えないレベル #vrcjp
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
ミキさん、じゃなくてミクさん…
男女の本音VRのOculus版遊んだけど、前後180度で男女入れ替わるので、複数回見たくなりますね(酔いに強ければ)あと特性リグで撮影により、一人称でちゃんと身体が見えて、360度映像特有の相手が巨人に見える感が少ないのがいいです。将来解像度と立体感出たら… #vrcjp
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
VRCアワード、はじめて参加したんですが、すごく雰囲気よくて、ファイナリストにはよい意味で偏りがなく、いろんな作品がそろってて、プレゼン含めて面白いと思いました #vrcjp
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
今回2回目のSEIYA体験で、わざと歌詞をとらずにどうなるか試して、そのあとちゃんととっていくと歌ってる感(奏でてる感)が増して、よかったです! 場数ふんでるだけあって、誰でも楽しめる度はピカイチだと思う。キャラと組み合わせたらもう一弾上に(ビジネス的に)行けそう #vrcjp
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
— まいてぃ999 (@mighty999) 2017年6月1日
さらに勝手に便乗受賞を主張するツイートがこちら。
映画ツクールにOculusFingerを使ってもらえたということは、パルマーたんや、みなさんにも使って遊んでもらえたということであり…MuRoさんのおかげで何もせずにVRCアワード受賞できたということ!!(ごめんなさい、違います、おめでとうございます
— n_ryota (@n_ryota) 2017年6月1日
そのほか、みなさんのVRCアワードのツイートまとめはこちら! 詳しいことはこちらを見てください(この記事は何だったのか)。
次はTokyo Indie Fest.にVR Walkを出展し、同時に新作も映像出展したりする話の予定です。展示に使うモバイルスクリーンなども。