遊んで航海記

思いつきで遊んだり、ゲームを作ったり、寝たり

VRエンジニア養成読本を書いたり、VRにおける文字表示を工夫したりする話

ブログでは告知していなかったのですが、VR関係の本を書きました。「VRエンジニア養成読本」という本です。今回の備忘録はその本のこと、ウルトラワイドモニター、VR機材置き場、VRにおけるフキダシ(文字)表示実験の話など。

VRエンジニア養成読本

桜花一門さんの呼びかけに反応してVR本の執筆に参加しました。

以前Processingでゲームを作ったり、プログラミングについて学ぶ本は書いたことがあったのですが、VRの本やUnityの本は、はじめてです。

著者の情報や詳しい内容については、下記ページへ!! スマホを使うタイプのものから、Oculus Rift、HTC VIVE、HoloLens、3Dプリンタまで非常に幅広い内容になっています。

gihyo.jphttp://amzn.to/2r4QC4d

私の他に、敬称略で著者名を並べますと、山本晋平(やまもとしんぺい)、ようてん(youten)、そむにうむ@森山 弘樹(もりやまひろき)、高橋建滋・桜花一門(たかはしけんじ・おうかいちもん)、中地功貴(なかじこうき)、森雅希(もりまさき)、津田裕之(つだひろゆき)、島田侑治@ゆーじ(しまだゆうじ)――というように、VR界隈のTwitterでもよく見かける方がたくさんいますよね!

VRエンジニア養成読本 (Software Design plus)

VRエンジニア養成読本 (Software Design plus)

私が担当した記事のサンプル動画はこんな感じ。

あと、この本のサンプルに同梱する形でUnicessingのトライアル版を無償提供しています! 製品版も12ドルぐらいですけど。

Unicessingを使う方の本体コードは100行強と短めなので改造もしやすいのではと。

VR的な表現、工夫を意識しつつも、VRに関係なく役立つような「作り方」の話も盛り込んだつもりです。

今回、共著だったので、いろんな著者の原稿が見れて、なおかつ自分で全篇書かなくて一部に集中でき、短期間で出版もできてすごくよい経験ができました。

なお、執筆後ひとつ気になってるのは、本の中挿絵(写真)でHMDかぶってファイティングポーズ人物がいったい何と戦っているか、です。

さて、共著のVR本といえば、VRコンテンツ開発ガイドという本も5月に出ました。こちらに私は関わってませんが、のっけから濃い内容でオススメですのでよかったら両方買ってください!:D

VRコンテンツ開発ガイド 2017

VRコンテンツ開発ガイド 2017

番外編

2016年の年末ごろ、上記サンプルを作ろうとして違う方向に行ってしまっていたときのつぶやきはこちら。

その別サンプルの動画がこれです。

書籍のものよりだいぶ分かりにくいコードなのですが、遊ぶと楽しいです。

セールでモニターを買う

さきほどの本の原稿料を期待して…モニターをようやく新調。

普通に大きいモニター置ける人はそれを選ぶ方がいいと思いますが、机の奥行きもあまりなく接近して使う必要があったりしたので、値段も含めてうちにはちょうどよかったです。以前が17インチだったのでそれに比べて快適すぎる。コンパクトかつウルトラワイドなモニター。

※VR以外は基本iMac使っていたのでWindowsデスクトップは17インチモニタだったのです。Macbook Airでも仮想マシンWindows使っていたけどこちらもノートなので。

モニターどんどん低価格化してるうえに、Amazonのセールはあなどれないですね。そういえばAmazonが4KテレビなFire TV Editionなんてものも発売するらしいですが、PCとの相性はどんな感じなのかな。

あとこのモニターがある机の下には、PCとVR機材を置いてあります。

VR空間でフキダシナビを出す実験

声やナビキャラのジェスチャ、看板、あるいは簡単な矢印的意味合いのオブジェで済むならその方が自然だとは思うのですが、いろいろ用意できなかったりするケースありますよね。

そういった場合、VR上でフキダシ的に文字表示できると便利なのでは、と思い実験。

VR空間上のなにかのキャラにあわせて文字を置くときは、3D映画の字幕みたいにカメラから一定距離に置いてしまうと、焦点をあわせずらくなってしまいます。そうすると読みづらくて疲れたり、邪魔になる感じがするので、実際にそのキャラの近くに文字を置くと見やすく、自然になります。

Twitterなどで見る2D画面だとどの奥行きに置いてあっても変わらなく見えますが、HMDなどの3D画面で見るときは全然違うんです。

それともうひとつコツがあります。

このままだと、キャラが遠くにいると文字が小さくなりますよね。それはそれで声が小さい表現などとしてはよいのですが、ナビとして使うにはマズイし、現在のHMDだと小さい文字は内部解像度をあげないとジラジラして見るに耐えません。

そこでカメラと距離が離れたときは文字やフキダシも拡大するような処理を入れておく(&離れ過ぎたら消す)と、どこに居ても読みやすくできます。

VR Walkに本格的に組み込んだ様子はこちら。

※フキダシじゃない方のガイド文字は、前から実装していたやつでカメラから一定距離に表示するタイプです。


次はたぶん、UniteやTokyo Indie Festの話になりそうですー

春休みに白樺リゾートで子供と雪遊びした話

今回は3月末、春休みに長野で雪遊びしたときの様子を備忘録的にまとめました。関東近郊で3月末といえばスキー、スノーボードなどで遊ぶには遅いタイミングですが、子供が雪あそびをする、というぐらいの狙いであれば結構遊べるところがあります。旅行の参考にどうぞ!

池の平ホテルへ

泊まったのは池の平ホテル。

hotel.ikenotaira-resort.co.jp

新宿から出てる送迎バス(有料)に乗って行くと、雪景色が。

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この日も外で遊んだんですが、ホテルの話を先に。バイキングではいつもカオスな取り方に…

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夜は部屋でSwitchのスプラトゥーン2のテストに参加したり。

ホテル内にはウォータースライダーがある室内温水プールとか、卓球、ゲーム、ボーリングができる場所とか、ボールプールや屋内アスレチックもあります。

スノーパーク

ホテルのすぐそばに子供が遊べる池の平スノーパーク、ポタスノーランドがあります。かなり近いので歩いても行けるけど、移動しやすいように送迎バスもあります。

hotel.ikenotaira-resort.co.jp

レンタルシューズとかウェアもありますが、普通の天候で雪あそびぐらいなら雪もサラサラしてるし、普通に冬の格好でもよさそうでした(むしろ暑いぐらい)。ただ、靴は中に雪が入ってこないように専用の靴をスポーツ用品店で買って行ってよかったです。オフシーズンで安くなってたし。

雪遊びといえば、雪だるま。そして、おにぎり。

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触れ合える小さな動物園もあって、我が家のハムスター好きの子供たちがすごく喜んでました。

何日か泊まってると、作るものも変わってきて、四角い雪だるまを作ったり。

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雪のない時期には遊園地や乗馬、カヌー、ゴルフ、キャンプなどもできたり、美術館もあったりいろいろなので、そういう時期に行くのも楽しいかもです。


次の備忘録はVR本の出版の話あたりかな?

3月のVR話。おきゅらすたんがしゃべったり、ドラえもんとVR対面、韓国VR Expoをウォッチ

2017年3月頃のまとめです。おきゅらすたんがしゃべったり、ドラえもんVRに行ったり、韓国VR ExpoでVR Walkも紹介されたりなど、いろんなことがありました(全部VR)。

おきゅらすたん、しゃべる!?

ところで、ユニティちゃんがしゃべるなら、おきゅらすたんもしゃべってほしいと思いませんか。

非公式に突然しゃべらせる暴挙に対する作者のリアクションはこちら。

募金をかねて Kindleストアですきまガールズを購入するのはいかがでしょうか、みなさん!!

ちなみに、おきゅらすたんの声は効果音ラボ様の声素材データを使わせていただきました。

ドラえもんVR

VR Zone Project i CanのドラえもんVRを体験できることになったので、家族で行ってきました。

コメント書いたらタミヤ室長(中の人)から返信が!

私は子供の頃から大人になってもドラ好き(F先生の描く他のSF(すこしふしぎ)漫画も好き)なので、ドラえもん本人と会えたのは特別な体験でした。同時に旧ドラえもんにも会えたらという気持ちもあったり…。

↓ドラ好きの証拠?(※ドラえもんVRとは関係ありません&実際はそんな難しくない)

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体験した場所がソラマチなので、久しぶりにスカイツリーにも行ったり、

水族館を見たりもしました。

ちなみにドラえもんから「見てね!」と言われた映画ですが…

このとおりですよ! VRこわいw

ドラえもんVRについては他の方の感想もチラホラみていたのですが、ドラえもんって結構大きいんだねというのが散見されたので…

あとHMDの映像がシャープに見えてキレイだけれど、もっとアンチエイリアスがかかってた方が自然に見えて目に優しいかも、とかいう感想は持ちました。

しかし、そんな細かなことより、今度できる新しいVR Zoneが楽しみですね!

韓国のVR Expoで日本のインディVRコンテンツが(VR Walkも)

ゆるぼ

いつものようにTwitterのTLを見ていたら、GOROmanさんから気になるツイートが。

すかさず手を挙げさせていただいたところ、快く紹介していただけることになりました(ありがとうございます!!)。

EXPO

会場の様子はこちらのまとめに詳しくあって、日本とはまた違ったVRコンテンツ、VR事情が見えるので必見です!

togetter.com

EXPO中に、GOROmanさんが日本のVRシーンを紹介するセッションがありまして

ここからたくさんコンテンツを紹介していく中、VR Walkも紹介していただけました。(詳しくは前述のまとめをご覧ください〜)

韓国のVR事情や世界のVR事情を日本にいながらも感じられるのは、GOROman、Someluさんをはじめとする行動力の塊みたいなVR勢のみなさんのおかげですが、それだけでなく日本のインディVR事情を海外の方に伝えられるという意味でも、物凄くありがたく、(日本以外に住む人にとっても)貴重な存在だと思います。

ストアに並んでるものもそうですが、見聞きしたいろんなことが刺激になって新しいものが作られることになるので、国を越えて交流があるって素晴らしいですよね。(と日本にいるまま言う…)

突然の個人制作TIPS

たくさんRTしていただいたので、結構役立つのかもと思い、載せておいたり。

これ、1時間いじってしまう「こともある」でOKで、いじらなかったら負けとかなく、本当に1分でもなにかやったらOK、今日のミッションクリアぐらいのハードルの低さで始めるのが気楽でよいということです(でも〆切は作った方が進む)

ゼルダ楽しいですねー。

関連TIPSとして昔CEDECで行った講義もどうぞ。

www.slideshare.net

突然の惨状@アソボーノ

これは東京ドームシティのアソボーノ内の人形遊びの部屋(?)の様子です。我が子の名誉のために補足すると、実際はみんなが散らかした部屋に入って、全部の人形に靴を履かせてまわっていたのでした。

サイコパスPSYCHO-PASSという近未来SFアニメネタです。電脳コイル的な全篇にかかわる感じではないですが、VR/AR的表現もでてくるし、内容も面白いのでよかったらぜひ。


次は旅行編になってVR関係ない話になりそうなので、分割しますー。

Japan VR Fest冬は最高でした(でも雰囲気でUnityをやっていてすまぬ)という話

あっ、と気づいたらしばらくブログを更新してなかったので、主な出来事を軽くまとめておこうと思います。結構自分で前のこと調べるときにも便利だったりもしまして。2月編としてVR Walkを出展したJapan VR Fest.と、海外VRゲーム実況チャンネルへのVR Walk登場話ーー雰囲気でUnityをやってる風味です。

鳥のおつげ

今日(2017年5月20日)の出来事はこれ。

この鳥を見て、ブログを書け、と言われている気がしました(嘘です)。

Japan VR Fest.

さて、まずVR系の展示ですが、ちゃんと2017年2月25日、2017年冬 JapanVR Fest.(旧OcuFes) – JapanVR Fest.(旧オキュフェス)に出展しましたよ!

準備

ちなみに後日開封して見た中身はこんな感じ。

感想

展示・感想・その他詳しい情報

展示の感想や小道具についても、詳しくはモーメントにまとめてあります(イベント後の感想から、次のイベントも含めて)。長いですがよかったらどうぞ。

twitter.com

遊んでもらって、その様子を観察したり、こんなふうに感想をいただけると、開発のヒントにもエネルギーにもなるので、本当にありがたく思っています!!

記事

Mogura VRで記事にもしていただけました(嬉しい)。

www.moguravr.com

思うこと

Japan VR Fest.への展示ははじめてだったのですが、本当に素晴らしいイベントです、これ。他の開発者のみなさんのコンテンツをもっと体験したかった、というのが唯一の心残り……。

とはいえ、このコンテンツは実験的な意味あいでその場のノリで作っている、というか次のような精神状態で作っているので、いろいろバグがあり、「リリースしないのですか?」と聞かれて、できない…と思う今日この頃です。

※このツイートはUnityの中の人にもRTされて、暗がりで震えるしかなかった

海外YouTuberのプレイ動画

そんなJapan VR Fest.と同じくらいの時期に、YouTubeでVRゲーム実況をやっていたCas & Charyさんが、ネットごしにアルファテスターになってくださって、YouTubeに動画をあげてくれました。

www.youtube.com

あまり英語の説明もないのに、うまく遊んで楽しんでくれててびっくり&すごく嬉しかったです。プレイしている様子もよくわかって開発者的に参考にもなるし、もう最高でした。

ただ、おきゅたんはピンチですw

遊んでもらったきっかけは、フォローしてくれたときの挨拶DMにYouTubeチャンネルやってると書いてあったので、返事して、チャンネルいいですねってことと、もしよかったら遊んでみて、ってメッセージ送ったことです(Google翻訳)。

こういうこともあるので、相手が興味もってくれそうなときは積極的にアピールしてみるのもよいかもです。

ほかにも海外でテストしてくれた方もいて、次のように部屋の壁を破壊していましたw (VRあるあるですが…すまぬ)


いっきに数ヶ月をまとめようと思ったけど、長くなっちゃうとアレなので分かりやすいように分割します。 次は何の話かな(覚えてない&これから調べる)

2/25 秋葉原でVR体験! 2017年冬 Japan VR Fest.でVR世界を歩いて魔法を使おう

2017年2月25日(土) 秋葉原2017年冬 Japan VR Fest.(旧OcuFes)が開催されます。

こちらに、VR世界でユニティちゃんに憑依して、歩いたり、走ったり、魔法使ったりできるという VR Walk & Run も出展します!

昨年Unity VR Expoで展示したときに比べていろいろパワーアップしました。

こちらの紹介動画をどうぞ。


VR世界を足ぶみで進んで、魔法を使って!? VR Walk & More

マンガでわかる VR Walk & Run

まいてぃさんがVRすきまガールズで描いてくれたマンガが楽しい&分かりやすいです!

(嬉しくて待ち受け画面にしてます)

紹介&感想ツイート

ユニティちゃんになりきれる他、歩いたり、走ったり、魔法使ったり、リンゴを投げたり、剣でスライムを攻撃したり、うまく扱えば魔法のホウキで空を飛んだりもできます。α版をテストプレイしていただいた感想を一部ご紹介。

※Japan VR Fest.出展時には短時間プレイ時の混乱を避けるため、一部内容を変えたりボタン操作を制限したりするかもしれません。 ※Japan VR Fest.展示はまだなので、その感想はここにありません

足ぶみ&腕ふりで歩ける

Aボタンを押しながら、その場で足ぶみすると進みます。腕をふりながらだとなおよし。向きは自分でまわってもいいし、右スティックで回転も可能。

酔いにくくする工夫はいろいろしてあるのですが、酔いやすい方には、三人称視点移動モードもあります(止まると一人称になります)。

Oculus Touchに対応

昨年のバージョンLeapMotion を使って手を認識していたのですが、Oculus Touchが出たのでそちらに対応しています。なので、手を大きく動かしてもロストしにくくなりました。

Oculusはカメラセンサー3つでルームスケールに対応なのですが、イベントはあえて一般環境を意識して2センサーで実験予定です。

魔法を撃てる

どこかにあるBook of Fire Magicという本を手に入れると炎の魔法を使えます。

スライムがいる&剣がある

おまけ要素で、雑な実装ですが、スライムと戯れて遊べます。

おきゅらすたんがいる

魔法のホウキがある

VRが好きなフレンズ

このブログには全部は載せてないのですが、感想は本当にありがたくて、反応にあわせていろいろ調整したり、アイデアの掛け算をしたり、プレイの様子も嬉しかったり、とても助かりました。

VRWalkに限らず、VR開発者、体験者、両方で作って分野も盛り上げていく感じ、こういう文化ってすごくいいなと思います。

イベントについて

ただ、イベントでの体験時間は限られているので、いろいろやってると時間が足りないかもです。目的を決めて、囚われのユニティちゃんを助けてもよいし、助けずに遊んでもよし。やりたいこと言っていただければサポートします!

VR Walkは好き勝手に実装してなかなか荒い内容なのですが、ほかに完成度高かったり、楽しそうなVR体験コンテンツがいろいろありそうですので、ご来場お待ちしております!

あ、あと基本ひとりでやるつもりですが、↓の募集もしてます。

(前回手伝っていただいたサークルみどまどのみなさん、最高でした。感謝)

予告

前日には「オキュっていいとも!」の放送で、いくつかコンテンツの告知などもあるみたいですよ。VR Walkも登場するかも? からあげをスタンバイして視聴しましょう!

当日収録に参加しまして、「VR Walk & More」として有野いくさんにプレイしていただけました! 動画の中盤あたりで見れます。

Oculus TouchでUnityちゃんの指を動かして遊ぼう

Oculus Touchが届いてヒャッハーしている今日この頃です。アバター衣装とかあきらかにモヒカンキャラいますよね。開発でも、もっとヒャッハーしたいですね。

えーと、じゃなくって、この記事はOculus Advent Calendar 2016、12/19の記事です。

qiita.com

前日は、きゅーこんさんの「OculusStoreでの配布方法」でした。こういう実録情報は本当ありがたいです。一歩踏み出せそうな気がしますよね。

今日は、Oculus TouchでUnityちゃんの指を動かせるスクリプトを作って共有します!

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スクリプトの処理は、指だけなのでご注意を。手や足、全身のIKなどは各自Unity標準IKやFinal IKのVRIKを使うなどで対処してみてください。

君の指は。自作に至る流れ

さて、Oculus Touchは位置や姿勢のトラッキングができるのが嬉しい他に、ボタンやアナログスティックがついたコントローラーでありながら、いくつかのボタンやトリガーには近接センサーを装備していて、なんとなく手っぽい感じで操作できます。

そうするとこういうこと考えちゃうわけですよ。

Oculusのアバターじゃなくて、好きなMechanimなキャラクターの指を動かしたい

あとアニメーションのブレンドとかじゃなくて、プログラムから自由に動かしたい!

で、自作してみることにしました。TポーズのUnityちゃんの指の姿勢や構造を見ていたら、わりとシンプルだったので。

結果 ~連動して動く指~

やってみると……あまりトラブルなく意外と簡単にできました。Avator SDKのコードも一切見ずに書いたので標準的な感じではないですが。VR Walk & RunのUnityちゃんに反映したら、こんな感じです。

はい。結構それっぽく動きますよね。

ちなみにピースは中指側のトリガーをゆるめるという、だいぶテクニカルな操作をするとできます:D

もちろん、拳を握ったり、手を開いたり、人差し指で指さして方向を示したり、カメラマンジェスチャーしたり、親指を立ててグッジョブしたり、OKサインしたりもできます。

さらに、ナチュラルに中指を立てるようなポーズもできてしまっていたのですが、それを防ぐ設定もいれておきました(デスメタルな雰囲気のVRを作るときは設定改変を……?)。

Touchのボタン状態取得などは、こりんさんのWebに超わかりやすくまとまっていて、助かりました(ありがとうございます!)。

framesynthesis.jp

スクリプトの内容と設定方法

指を動かす処理としては、UnityChanの各指の根本にスクリプトをはりつけ、回転軸を設定して、ボタンの状態にあわせて回転させる感じです。

指先にむけて曲がり方の係数なども設定できます。

各値の設定方法を解説しようと思ったのですが、その記事を書く方が面倒……! なので、スクリプトを貼り付けるだけで指の名前を見て全自動で設定するようにしました。

Thumb、Index、Middle、Ring、Pinckyといった親指、人差し指、中指、薬指、小指に対応する名前がついているGameObjectにスクリプトを貼り付けて、FingerTypeがAUTOになっていればOKです。

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このスクリーンショットは左手の5本に設定した図です。設定というか単にスクリプトを各指の根本のGameObjectに貼り付けるだけ。右手も同様に貼り付けましょう。

自動設定する値についてはUnityちゃん用に調整した値なので、他キャラで調整する場合は、コンポーネントメニューからAutomatic Setupしたあと、各値を調整してみてください。またはソースコードのSetupFingerType()の中身を調整するのでもよいです。

MMDキャラはY方向ではなくZ方向を軸にしたFinger Angleにすると調整しやすいかも?(ほぼ未確認ですが)

シーンに読み込んだキャラクターの初期ポーズは、Tポーズなど指先を伸ばしたポーズにしておいてください。この初期ポーズを手が開いた状態として、そこからスクリプトで曲げる感じになっています。

雑然としてますが、スクリプトはこちらです。パラメータの意味についてもToolTipやコメントを入れておきました。

ボタン入力の判定にOVRInputを使うので、Oculus Utilities for Unity 5を別途インポートして、OVRManagerコンポーネントを1つカメラなどに付けておいてください。

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