VRゲーム「メドゥーサと恋人」を海外展示する話 -実践編-
「次はAnimeExpoイベント中、コスプレで体験してくれてる方の様子や展示中の生活、ヴィ―アールチョットデキル人の話などをお送りする予定です」といいつつ、年が明けてしまいました。あけましておめでとうございます!(開き直り)
前回の準備編はこんな感じでした。
今回は実践編!
ブースの設営
設営した展示ブースはこんな感じ。机に黒い布をかぶせて、旗の飾りでデコレーションするだけのシンプルなもの。楽しげな方が目をひくし、待ってる間も楽しい思い出になりやすいかなと思って。
メドゥーサと恋人、VRWalkのブースはこういうデザインに落ち着きました #AnimeExpo2017 #AX2017 #VR pic.twitter.com/zSlVrgrTDb
— n_ryota (@n_ryota) 2017年7月1日
同じブースで、VR Walkとメドゥーサの2つを展示します。遊ぶ前にどちらか1つを選んでもらう方式です。
体験中の様子
体験中の様子はこんな感じ。英会話ぜんぜんできないので、自分は幼稚園児だと思って単語とジェスチャーで説明しました。
#MedusaAndMan や #VRWalk を #AnimeExpo2017 で体験してる方々の様子。楽しんでくれてたみたいでよかったです!(でも、いろいろ改良したくなった) pic.twitter.com/6jsWcfxSkF
— n_ryota (@n_ryota) 2017年7月2日
さすがAnimeExpo。コスプレイヤーさんがたくさんいて、遊んでくれます。
続きを読むAnimeExpo2日目の #VRWalk と #MedusaAndMan (メドゥーサと恋人)の様子。もう夕方かな?と思ったら15時ぐらいで長い一日だった!!(でもすごく参考になった) pic.twitter.com/HZGqLAuSKw
— n_ryota (@n_ryota) 2017年7月3日
ポジトラのないVRヘッドセットの違和感を軽減しよう
いま周りをぐるりと見渡すと、何が見えるでしょう? 部屋とモニター? うんうん、PCは快適ですね! スマホと電車? どこでもコンピューターと触れ合えるいい時代になりましたよね! ん? xRの現在と輝く未来? 闇と光の話かな?
さて、最後のはともかくとして、実際横に360度、ぐるっとまわるとき、その回転の中心はどこにあったでしょうか。
今回はGear VRやOculus Go、Daydream、Cardboardなど、頭の向きはとれても(※通常は)位置の追跡ができない、ポジショントラッキング機能未搭載のVRデバイス向けのTIPSです。
そして、この記事はOculus Rift Advent Calendar 2017 - Qiitaの2日目の記事でもあります。昨日はのしぷさんのUnity ARKit PluginのFace Trackingを使ってみるで、誰もが美男美女になれる技術の話でしたね!
ポジトラ無しで目を中心にまわる違和感
ポジショントラッキングがないとき、Unityで普通にカメラを配置すると、向きは頭の動きにあわせて変わりますが、位置は3D空間上の1点に固定されています。これを現実で考えると、「目(あるいは眉間)を中心にして頭を動かしているようなもの」です。
実際に現実でやってみてほしいのですが、目や眉間を中心に固定しつつ頭を360度回すのは、結構難しい&マヌケな感じになりますよね。
ポジショントラッキングがないVRデバイスで360度動画や遠方の3Dオブジェクトを見る分にはそれほど違和感ないのですが、近、中距離で立体感あるものを見ると、このVR上の回転軸と現実の頭の回転軸の差から、視界が歪んで見えたり、結構違和感を感じたりしました。
頭の向きから目の自然な位置を推測してみよう
そんなわけで違和感を減らすための実験をしてみましょう。
続きを読むUnicessingのある夏休み:心の声を描いてみよう!
この記事は「Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017」23日目の記事です。
前日の記事はhisaitamiさんの「SciFiインターフェイスを作るのに便利なアセット」でした。SFっぽいインターフェイスを手軽に使えるのはありがたいですね。「意味は分からないけど重要そうなデータを可視化したイメージ」に笑ってしまいました :D
さて、今日は「Unicessingのある夏休み」ということで、図形を描いたりするのに便利なUnity Asset、Unicessingを使ってみようと思います。
そもそもUnicessingとは? 何ができるの?
Unicessingそのものについてはこのブログ内でいくつか記事にしてあったり…
TwitterのモーメントでUnicessingユーザーの方々の作例をまとめてあったりします。
上記モーメントにもありますが、きゅーこんさんのこちらの素敵なサンプルも必見です。GitHubでソースコードも公開されてます! 最高です!!
pic.twitter.com/0gfavZlMaW Oculus Touchで操作するVRジェネラティブアートのUnityスクリプトを数個公開しました。 https://t.co/O5alFWFhlp この動画のスクリプトなどです。利用にはこの他にUnicessingが必要です。
— きゅーこん@VRアプリ開発&電子工作 (@cubic9com) 2017年8月20日
夏休みの心の声を表現…!?
Unicessingは図形を描いていろんな表現を試作するのを得意とするアセットなのですが、今回は文字を描くこと、いや、夏休みの心の声を描くことをテーマにして、ひとつサンプルを作ってみました。名付けて UnicessingMind です!
続きを読む
Tokyo Sandbox (PUSH) とVRCアワードに見る開発者魂!
今回はTokyo Sandboxの開発者向けイベントPUSHと、まったく別のVRクリエイティブアワードの二本立てでお送りいたします。
世界を記録できるプレゼント
朝なにか郵便物が届いた、と思ってあけてみると…
こ、これはRICHO THETA SC。Audi VR体験テクノロジーキャンペーンに当選したらしく…ありがとうございます! pic.twitter.com/PQFf2OZINc
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
これをもってPUSHの会場に向かいます。
Tokyo Sandbox / PUSHで要人の方々の話を聞く
PUSH? はい、Tokyo Sandboxという大きなイベントの中に、Tokyo Indie Festというインディゲームの展示イベントがあるのですが、その展示の前に数日間にわたってゲーム開発者サミットPUSHというものも開催されました。
この登壇者がなかなか凄くて、レアな方々に話を直接聞けてとても刺激になりました。
Job Simulator のアレックスさんを囲んで日本の酒でお祝いする図 #TokyoSandbox / PUSH #theta360 https://t.co/4uXZlIHd5B
— n_ryota (@n_ryota) 2017年5月11日
続きを読む今やってるゲームを全部捨てて、Viveのゲームを作れ。1月にハードをもらって2月にGDCで発表しろという話。最初は、テーブルの箱を拾う事から始めた。子どものように、箱を持ったり積んだり投げるだけで楽しいことがわかった。#TokyoSandbox
— やのせん (@yanosen_jp) 2017年5月11日