赤ちゃんのかかと落としも怖くない! 寝かしつけに使える総合格闘技
毎夜、布団という四角いリングの上で赤ちゃんとの寝かしけバトルが勃発します。
特に0歳〜2歳児は油断なりません。
夜油断していると顔面に向かってかかと落としされたり、
腹の上にボディプレスされたりされるわけです。
しかも、こちらからあまり反撃はできない変則ルール。
赤ちゃんの攻撃を受け切る美学…なんて言ってると、危ない! 目をやられた!!
なんてことになるのです。
でも格闘技の比較的簡単な防御方法を応用すれば、大丈夫。
そこのママさん、パパさん、ぜひ1つお試しを(さらに皆さんの使える技があればぜひコメントを)。
※なお、寝息や子守唄、背中をトントンする、お話をするといった格闘技以外のテクニックについては省略します。
技① 頭をひじでガード(ブロッキング)
まずは頭部のブロッキングです。
片手で自分の後頭部を「いや〜、すいません」という感じで抑えてみましょう。それで少しアゴを引き、ひじも少し顔側に傾けつつ、(ガードした側の腕が上になるように)横を向いて寝れば、顔面にかかと落としや裏拳、頭突き攻撃がきても真っ暗闇でも大抵防げます。
こちらのボクシングのブログにある横のブロッキングが近いですね。赤ちゃんの手足はボクシングのグローブより小さいので、ボクシングのときより脇が開く感じ(肘が上がる感じ)の方が防御力高めです。
この技はよく使っていました。
技② 腹をひざでガード(カット)
腹を狙われていそうなときはいくつか対処方法があります。
一番簡単なのはうつ伏せや背を向けるやり方ですが、たまに背骨をやられたり、バックマウントをとられて(背中の上に乗られて)単純に重いので、根本的な対処にはなりません。
寝ながら横を向いて向き合った状態だとして、ここで腹をキックしてきたり足を身体に乗せてきたりする攻撃を受けることがよくあるかと思います。
そういった場合には、ひざを腹につけるようにあげて腹をガードし、必要があれば片手、両手での頭部から胸部へのブロッキングも同時に行います。
こちらのキックボクシングのブログの左カット→左ひざの写真が近いですね。
そこまできっちりガードしなくてよいときは、サイドポジション(横四方)からマウントポジション(馬乗り)を防ぐときのように、ひざをなにか寛いでる感じでくむのでも可。
まぁ腹ぐらいであれば腹筋に力を入れていればそんなでもないですが、帝王切開の古傷があるママさんなどには多少使えるかも。
他の対処方法としては、転がるなどして距離をとる、もあります。
技③ 抱きつく(タックル)
ただ、距離をとっても子供は気づくと接近してくるので、リングぎわ(布団の端っこ)に追い詰められることになります。身体を乗り越えて、反対側に移動しても多少の時間かせぎにしかなりません。
そこで必要なのは「引いてダメなら押してみな」という考え方で、こちらからタックル、もとい抱きついて、少し抱えるように押してスペースを確保しつつ、ポジションをキープすることです。
そうして子供が満足して、あるいは暑くなったり、腕の重さを感じて寝返りして反対向きになったりすれば、ゴングです。おおおおおお!